2019年12月から中国の武漢市で猛威を振るい、今や、世界中で拡大し続ける新型コロナウイルス。
日本でもその脅威に怯える生活が続いています。見えない相手ということで、対策に困っている方も中にはいるとおもいます。
ここでは、簡単にコロナウイルスがどんなものなのかと、マスク不足の中での対策についてご紹介していこうと思います。
ウイルスとは？
テレビやSNSを見ていると、細菌とウイルスを同じに思っている方を多く見かけます。
肉眼で見えないので、微生物一般でまとめられがちですが、大きさから、構造、増殖の方法まで違うのです。
↑ウイルスの増殖の方法について
参考文献:エンべロープウイルスの粒子形成・出芽機構
細菌等は自分たちで増えていくことが可能なのに対し、ウイルスはヒトや動物の細胞に寄生しないと増えていけません。生命の基本単位とされる「細胞」で構成されていないため、もはや別次元の生き物のように感じます。不思議な存在...
サイズの比較は、こんな感じです。
実は、花粉用のマスクでは、ウイルス自体の通過は防げません。しかし、飛沫から身を守ることが出来るので、マスク着用の効果はあります。
新型コロナウイルスについて
現在、ヒトに感染すると言われているウイルスは、7種類ほどあるといわれています。新型コロナウイルスもこの一つで、最近ではヒトから動物に感染る可能性も出てきました。現在の段階で、ワクチンや治療薬はありません。
感染した場合の初期症状としては、
- 発熱
- 咳
- 下痢
- 倦怠感
- 嗅覚、味覚障害
重篤化すると、
- 肺炎
- 腎不全
参考サイトhttps://www.afpbb.com/articles/-/3264953?pid=22052993
が挙げられます。しかし、これらはあくまでも目安にしか過ぎず、無症状の方もいらっしゃいます。
コロナウイルス蔓延の怖いところは、こうした無症状の方が気付かないうちに広げてしまうことですよね。「自分も感染者かもしれない！」という意識をもって自粛につとめるのが大切です。
それでも、日に日に感染者の数は更新され続けています。今の感染者数の数字が正確であるとは限りません。 現段階では、まだまだ良くなる兆しはみえないですが、いつか、終息するのを信じて、今は必死に耐えましょう。
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予防法について
今回話題になっているコロナウイルスは、エンベロープウイルスというもの。エンべロープを持つウイルスは、アルコールにより、エンべロープ膜がダメージを受けるため、アルコール消毒剤が有効です。
しかし、マスクもアルコール消毒剤も手に入りづらい世の中です。
そこで、マスクやアルコールが無い時でも使える予防法についてご紹介致します。手洗い・うがいや顔を触らない等は、やっているものとします。
こまめに水分補給
ウイルスが喉等の粘膜にくっ付いて感染に至るまで約15分だそうです。感染する前に水分で流し込んで、胃酸で殺してしまいましょう！ヒトの胃酸は、塩酸くらい強力な酸なのでウイルスも殺せます。
アルコール度数の高いお酒を消毒剤代わりに
効力のあるアルコール濃度が約70~80%と言われています。アルコール濃度が低くても効力がありませんが、高ければいいものでもありません。アルコール消毒液が不足している事を受けて、厚生労働省は、アルコール濃度の高いお酒を希釈して使用することを特例として、認めています。最近では、石垣島の泡盛メーカーさんが消毒液の代用品として、高濃度の泡盛の製造を開始したみたいです。アルコール不足に貢献していただき、とてもありがたいです。
石垣島の泡盛メーカー「請福酒造」が新しく生産するのは、アルコール度数が77度の高濃度の泡盛です。沖縄県泡盛酒造組合によりますと、市販されている泡盛で最も度数が高いのは60度程度ですが、「SEIFUKU77」はこれを10度以上上回っています。国は高濃度のアルコール製品であれば医療機関でも消毒液として代用が可能だと通知していて、石垣市長も「通常は泡盛だが、万が一の時に使える」と期待を寄せています。引用:テレ朝news
加湿器で湿度を上げる
ご家庭に加湿器があれば、是非活用していただきたいです。新型コロナウイルスは、空気中で数時間生存するという報告があります。まだ、確かであるかわかりませんが、空気中の湿度を高くすることで、分子を舞い上がらせないように出来るので、感染リスクを下げることができると思います。
いくつかご紹介させて頂きましたが、一番大切なのは人と会わないことですね。逢いたい人、行きたい場所、コロナに勝ってから全部やりましょう😆
読んでくれてありがとうございました。