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【2022年春アニメ】サマータイムレンダ【5話までの感想と考察】

4月から春アニメとして放送開始した『サマータイムレンダ』ですが、1話放送される度に謎が謎を呼び、どんどん引き込まれていく展開となっております!夏の離島を舞台にしたSFサスペンスタイムリープ要素をプラスした作品で、見る当初は、この組み合わせでハマるのかどうかわかりませんでしたが、5話視聴の時点でとても面白くなってきています。今回は、そんな『サマータイムレンダ』の5話まで視聴における感想・考察内容となっています。筆者は原作は読んでおらず、アニメ視聴のみの感想及び考察となっていますので予めご了承ください。

 小さな離島の美しい一面と不気味な一面

作品の舞台となるのは、和歌山県の日都ヶ島(ひとがしま)という小さな離島です。主人公の慎平が幼馴染の訃報を受け、故郷であるこの島に帰って来るところから物語は始まります。海に囲まれた美しい自然と島ならではの人々の温もりがアニメを通して伝わってきます。しかし、作中では話の回を進めていくうちに、美しい自然の中に垣間見る不気味な感じや島に伝わる噂(影の病)、島の人々への不信感のようなものが次第に出てきて見方がごろっと変化するところが面白いと感じた一つです。

 タイムリープの能力を得た、俯瞰して物事を見る主人公

主人公の慎平は、状況が一変する度に自分や物事を俯瞰して対処する冷静さを持っています。時間が巻き戻った時も多少動揺がありましたが冷静に受け止めていました。2週目以降は、影と呼ばれる適性因子を把握し、悲劇を生まないように対策を練っていましたが相対する影側も慎平の異質さに気づき、タイムリープさせないように警戒してきますので中々一筋縄にいきません。5話までの様子を一言で表すと「絶望」しかありませんが、3週目に何か変化が起きそうな予感がします。

 影と沼男(スワンプマン)の関係性

慎平の愛読書である『沼男』という本が作中に出てきます。沼男(スワンプマン)とは、1987年にアメリカの哲学者が考案した思考実験です。例えば、ハイキングに出かけた男が、沼のそばで突然雷に打たれて死んでしまうが、別の雷により汚泥と化学反応が引き起こされ、生前の男と全く同一の生成物を生み出してしまう。元の男の体は沼に沈んで消えてしまったが、この生成物は、死ぬ直前の男と全く同じ構造をしており、見かけも同一。そして脳の状態も同じなため、記憶や知識も同じです。この後、男は家に帰り、家族と会話し、いつも使うベッドで眠りにつくことでしょう。さて、この男は、元の男と「同じ」と言えるでしょうか?

上記の思考実験に出てくる、沼からできた男のことを『スワンプマン(沼男)』と言います。サマータイムレンダに登場する影も似たような特徴をしていますよね。作中の影たちは、本人が生きていたとしても、カメラのようなもので撮影してコピーして出てくることが可能のようです。それがまた厄介…。影たちの目的とは果たして何なのか、5話で島民たちを生贄に起こされた「オカアサン」の正体とは。「オカアサン」の目が左右違っていた様子から、片方を慎平が持っているように思えましたね。潮が最後の力を振り絞って、慎平に託したのでしょうか?

 南雲竜之介(メガネにお姉さん)とは?

慎平と共に島にきた謎のメガネのお姉さん。1話の時から登場しており、意味深な言葉を呟いているシーンが印象的です。誰かにボイスメモのようなものを残していましたが、5話で、その相手が分かりましたね。体は女性ですが、異なる人格が2人(姉弟?)存在しているようです。5話では、「南雲竜之介」という人格が出ており、慎平が愛読していた「沼男」の著者ということもわかりました。南雲竜之介が所有しているショットガンのような銃は影も倒せる威力を持っており、今後大きな力になってくれそうです。影の本体は、コピーした体ではなく、下に出来ている「影」という知識もありましたね。この姉弟がなぜこの島にきたのか目的は不明ですが、影について何か知っていそうな感じでした。お姉ちゃんの名前もぜひ知りたいところです。

(影になった)潮は敵か?見方か?

慎平の心強い見方として、南雲竜之介の他に潮(影)がいます。本当の潮ではなく、影になった潮ですが、影の中でも異分子の存在のようです。5話でボスのような影に殴りを入れていたり、最後のシーンで一緒にタイムリープ?していたところから、慎平たち人間側に力を貸してくれるのではないかと思われます。やっぱ潮がヒロインなのか?!

 今後の展開

5話時点で、影によって引き起こされる悲劇のタイムリミットがわかりました。そのタイムリミットまでに慎平たちはどうにかできるのかどうか、続きが気になります。気になった方は是非チェックしてみてください!1週間見逃し配信でTVerで視聴出来ます。

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