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【妊活で実施した検査】自費のものから助成金が使えるものまで

妊活や不妊治療でなかなか授からない時どこに原因があるのか気になる方は多いと思います。検査を受けて見たいけど、どんな検査があるのかや費用についても気になるところ…。検査によって不妊の原因が分かれば治療方針も変わってきますので、原因を追求することは大切です。今回の記事では私が実施してきた検査についていくつかご紹介したいと思います。個人的な感想も含めて紹介するのでご参考までに。

※費用などは病院で異なる可能性がございますのでご参考程度にしていただけると幸いです。

こんな方におすすめ

  • 独自でタイミング法を実施しているがなかなか授からない人
  • 検査を受けてみたいけどどんな検査があるのか知りたい人
  • 保険適用外の検査の費用や助成金について気になる人

基本の検査(保険適用)

超音波検査

卵胞期から排卵期の期間に卵胞発育や子宮内膜膜の状態を見ます。タイミング法を行う際は毎回この検査をします。費用は約1600〜1800円。

(コメント)クリニックに行くときは大体この検査をするので毎回1600円くらいの出費です。これにお薬や注射代が加わると10,000円近くなることも,,,

クラミジア抗体検査

性感染症であるクラミジアの感染の有無を調べる検査です。保険適用可

(コメント)私のクリニックでは初回で行う検査項目でした。結果は陰性で一安心

甲状腺機能検査

甲状腺ホルモンはホルモン作用とバランスを調整する働きがあります。機能亢進あるいは低下が見られる場合どちらも不妊の原因となります。

(コメント)私の場合FT4数値が1.0でギリギリ基準範囲(0.9~1.7)。過度なダイエットやストレスが原因で、今は生活習慣を見直し少しずつ回復してきました

ホルモン検査

代表的なのがFSH(卵胞刺激ホルモン:卵黄の発育を促す)、LH(黄体化ホルモン:排卵を促す)、PRL(プロラクチン:乳汁分泌作用があり、この数値が高いと排卵障害を引き起こす可能性がある)、E2(エストラジオール:卵巣から分泌されるホルモンで子宮内膜を厚くしたり、頚管粘液の量を増加させる)など4項目で10,000円程度。

(コメント)この検査項目もクリニック初回に実施しました。ホルモンの数値的には正常範囲だったのですが、後のAMH検査(オプション検査)でPCOSだと分かります。

精液検査

精液中の精子数や運動精子数を調べる検査。初回だと保険適用で1,180円。2回目以降は4,300円かかります。総運動精子数によって、適応治療法(タイミング方や人工授精、顕微受精など)が変わってくるので初回のうちに検査しておくと治療方針に役立ちます。※病院の基準によります。

(コメント)女性の検査に偏りがちですが意外とやっておいてよかった検査です。

感染症・血液型検査

B型肝炎、C型肝炎、梅毒、HIVの感染を調べます。Rh不適合妊娠予防のため血液型検査も同時に実施します。合わせて6,500円

必要な人のみ行う検査(保険適用)

以下の検査は必要に応じて実施する検査です

HOMA-R (インスリン抵抗性)

インスリンは排卵機構において影響を持つホルモンであると知られています。PCOSの方の中にはインスリン抵抗性が高い傾向が見られ、値によっては排卵障害の診断がされます。3000〜4000円。

(コメント)私はPCOSの疑いがあったので、インスリン抵抗性の検査を受けましたが、基準値1.6以下の1.6でした。やや高め。

子宮卵管造営検査

卵管の通過性、卵管の癒着、子宮腔の状態を調べる検査。月経7〜10日目頃が検査時期。6000円〜8000円

子宮鏡検査

子宮内腔を観察してポリープなどがないか調べ、着床しやすい子宮かどうか調べます。

腹腔鏡検査

内視鏡でお腹の中を直接観察し、卵管や卵巣の状態を見たり、癒着が起こっていないかどうかを調べます。

オプション検査(保険適用外)

精液検査(DFI検査・ORP検査)

運動率を調べる検査ではわからない精子の機能や質を調べる検査です。損傷したDNAを持つ精子の割合(DFI)を調べる検査と精子にダメージを与えると言われている酸化ストレス度合い(ORP)を調べる検査があります。生活習慣の改善や抗酸化剤などの服用により精子のDNA損傷が改善する可能性があるため、治療方針に役立つ検査です。DFIとORP検査両方で2万5千円ほど。自治体によっては助成金あり。7割(上限2万8千円)

(コメント)この検査は高いけど、やってよかったと思った検査。運動率だけだと問題なさそうだけどこの検査だと意外と結果が悪かったことがわかりました。この検査の後、サプリメントとかアルコール控えたりとか旦那さんも積極的に取り組んでくれるようになったのがよかったです。

旦那の飲んでるサプリ還元型コエンザイムQ10

AMH検査(坑ミューラー管ホルモン)

卵巣内にどのくらい卵子が残っているか(卵巣予備能)を調べる検査です。この値は加齢に伴い下降傾向を示し、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)において高値になることが知られています。

(コメント)通院当初からPCOSが疑われていた私ですが、ホルモン検査ではあまり問題ない印象でした。ですがAMH検査をしたところ、基準範囲を超える高値を叩き出しました。やはり排卵しずらい体質ということでクロミッドや皮下注射ペンを使用した治療から始めています。

坑精子抗体

精子に対する抗体を調べる検査です。この抗体が陽性だと、入ってきた精子をやっつけてしまうため治療方針をまるっと変える必要があります。不妊治療初期のうちに受けるのが推奨。

まとめ

以上、私たちがこれまでに受けた検査をご紹介しました。これまでたくさんの検査を受けてみましたが、受けた後に感じたことは検査して後悔したことは無いということです。検査(特に保険適用外)は決して安くなく受けるのを迷う方もいるかと思います(私も迷いました)。しかし、ずっとモヤモヤしながら治療を続けるより一個ずつ原因の可能性を消していった方が気持ち的にも楽になります。思いもよらなかったところに原因が見つかる可能性もあります。気になる検査がある方は是非受けてみてください。最後まで読んでいただきありがとうございました。

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